■古いニュース(2008/02/15 - 2008/02/28)

 

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2008/02/28

■にゃんとかチュ〜ブ++20080228リリース

精力的に新しい評価版がリリースされるにゃんとかチュ〜ブですが、本日も新しい評価版がリリースされております。前回からの変更点は、

 

 (1)PSP-1000でも多分動作するようになった

 (2)新規関数decodeURI、decodeHTMLを追加した

 (3)画面サイズのデフォルトを設定できるようにした

 (4)ネットワーク状態を表示できるようにした

 (5)再生終了判定の改善を行った

 

となっております。PSP-1000でも動作するようになったとの事から、管理人も試してみました。試した環境はかなり古いCFW 3.40OE-Aで

pikeyなんかを動かしているPSPで試してみましたが、なんとか動作しました。公式サイトには次々と新しいスクリプトが登場しており、簡単に

追加できて良いですね。更にPCデバッグ用のものも登場しており、腕に自信のある人はまだ対応していない動画サイトに対応したスクリプトを

作ってみては如何でしょうか。

 

 

■PSPが燃えた原因は?

 以前にPSPが燃えたという記事があったような気がしますが、この原因としてはサードパーティ製の充電器使用による温度異常が考えられる

と言う事に落ち着いたようです。燃えたPSPの所有者はPelican(多分こんな物を売っている業者)の物を使用していたようです。日本でも様々

な社外製のバッテリー・充電器が発売されていますが、今回のようなケースもあると言う事で愛用されている方は注意が必要ですね。

 

 

■MGS4同梱版PS3が6月に発売か

 SCEAの公式ブログで明らかになった情報ですが、メタルギアソリッド4同梱版のPlaystation3が発売になるかもとの事です。同梱されるPS3

は日本未発売の80GBとなっていますが、おそらくこの辺り(同時?)には発売になりそうで、ちょっと楽しみです。

 

 

■PSP-2000ミントグリーン発売へ(AA)

 本日PSP-2000になってから7色目となる、ミントグリーンが発売となったようです。2月末の発売という事で、恐らく基板はTA-085 v2となって

いる可能性が非常に高いです。購入を検討されている方は注意が必要ですが、CFWを導入できないという事も無さそうなのでそれほど気になら

ないかもしれませんね。

   
2008/02/26

■にゃんとかチュ〜ブ++のJavaScriptアップローダーに新しいスクリプトが登場

 JavaScriptによって対応動画サイトを増やす事の出来るにゃんとかチュ〜ブ++ですが、公開されたアップローダーに色々とサンプルや新規の

スクリプトが公開されているようです。製作者は外国の方のようで、PSP-2000のみの対応スクリプトとなっていると書かれています。これから

も公式に色々と公開されていくようなので、あれこれ試してみるのも面白いかもしれませんね。

2008/02/25

■Custom Firmware Extender v2.2リリース

 ちょっと前のリリースになりますが、一つのプラグインで様々な機能を実現するCFWEの最新バージョンがリリースされました。最近余り触って

いませんでしたが今では、

 

 (1)VSH(XMB)/UMDゲーム/ISO動作中にMP3/at3/oma/omg/aa3を再生できる(music.prxベース)

 (2)アイコンの機能を置き換える事が出来る

 (3)FTPサーバーを立てる事が出来る

 (4)ゲーム中に動画を撮る事が出来る

 (5)PSPをリセット/電源断/CPU・FSB速度変更/輝度変更/USB接続をボタン組み合わせで実行出来る

 (6)スクリーンショットを撮る事が出来る

 (7)remotejoy機能を利用してPCにPSPの画面を転送出来る

 

とやはり非常に多機能な感じになっています。一つこれを入れておくだけで何でも出来てしまうのは楽ですね。久しぶりにRemotejoyも試して

みましたが、普通に動作しました。


●導入手順

(1)上記リンクよりファイルをダウンロード・解凍する

(2)解凍して出来たフォルダの中にある「release」-「seplugins」フォルダをms0:/にコピーする(プラグインを導入している場合は適宜対処)

(3)PSPの電源を切る

(4)Rボタンを押しながら電源を入れ、リカバリーモードに入り、プラグインを有効にする

(5)XMBに戻り[♪]+音量↓ボタンを押すとヘルプが出るはず

 

●操作ボタン一覧

 [♪]+[HOME] - 電源断

 [♪]+[左ボタン] - リブート(Time Machineのipl.binを再起動後に使用)

 [♪]+[右ボタン] - リブート(NANDバックアップファイルを再起動後に使用)

 [♪]+[下ボタン] - 最大輝度設定

 [♪]+[Lボタン] - USB接続ON/OFF

 [♪]+[Rボタン] - Remotejoy機能(PCへPSPの画面を転送・動画撮影)

 [♪]+[△ボタン] - FTPサーバ機能を使用する

 [♪]+[画面ボタン] - スクリーンショット撮影

 [♪]+[音量↓ボタン] - ヘルプ表示

 [♪]+[□ボタン] - 音楽再生メニュー表示

 ○ボタン - ヘルプを非表示

 

●導入後 

管理人はスリープを使わない人なので、電源一発切りは非常に嬉しい機能です。また気になるRemotejoy機能ですが、通常のCPU速度だと

もっさりしていますが、ちょいとクロックアップ(333MHz/166MHz)にしてあげると、UMDゲーム動作/ISOゲーム動作中でもPCの画面を見ながら

普通にプレイできます。スクリーンショット撮ってみたい・ゲームプレイ動画を撮ってみたいと言う人は試してみては如何でしょうか。

 

 

■にゃんとかチュ〜ブ++20080224サイト追加評価版リリース

 実験的にJavaScript実装版が出ているにゃんとかチュ〜ブ++ですが、ブラッシュアップ版として正式にリリースされたようです。昨日の0223c

版からの変更点としては、

 

 (1)内部関数としてPostContents、PSPTube.log(log.txtに吐き出し)を実装した

 (2)GetContentsをcookie対応にした

 

となっております。デバッグ用にalartしか無かったので、logに吐ける様になるのはよいですね。併せてSofiya猫氏のサイトにて未承認では

有りますが、新規作成したJavaScriptファイル公開用のページが追加されているようです。今回も評価版なので人柱覚悟の人だけお試し

下さい。

2008/02/23

■にゃんとかチュ〜ブ++ 20080223c版(Javascript実装テスト)リリース

 最近では色々な動画サイト等に対応してきたにゃんとかチューブ++ですが、実験的に対応動画サイトの拡張としてJavascript採用版が

リリースされております。現在のバージョンは20080223c版であり、PSPTube向けのスクリプトサンプルとしてFNN/AmebaVisionのスクリ

プトが付属しているようです。

 

 

 管理人も早速試してみましたが、何度かフリーズ→電源落ちしてしまうものもありましたが、動作は良好のように見えます。なんと言っても

スクリプトによって、対応動画サイトを増やせる点は素晴らしいですね。人柱ではありますが、興味のある人は試してみるのは如何でしょうか。

2008/02/21

■PSP代行屋が遂に逮捕へ

 なにやらアレな記事があったので。記事によると、どうやら北海道札幌市の容疑者がカスタムファームウェアを導入して売りさばいていたという

ものです。ヤフオクなどで盛んなカスタムファームウェア導入代行屋のようですね。カスタムファームウェア導入自体は自分のものであればOK

ですが、これを他人に販売等するのは商標権侵害に当たるとのこと(改造のため)。これを受けて、こっそり店じまいする人・サイトがぼちぼち

現れてきそうですね。

2008/02/18

■PSPTube++がJavaScript実装の方向へ

 Sofiya猫氏による活発なアップデートが続くPSPTube++ですが、新規機能としてソフトに動画サイトを追加するためにJavaScriptを採用する

方向に有るようです。現在はサイトの方で動画サイトを追加するためのサンプルコード等が示されており、情報収集中とのことです。詳しい人が

いれば、Sofiya猫氏に情報提供するのも良いかもしれませんね。

 

 

■PSPでPeerCastを聴く記事について

 現在公開中の上記記事ですが、ねとらじ運営のあたまにきたどっとこむ管理人氏より情報を頂きましたので、該当箇所を修正しました。

場所としてはSHOUTCast Sourceの所で、Encoder2を選んだ方が接続エラーが無くなるとの情報を頂きました。ご指摘有り難う御座い

ました。

2008/02/15(Time Machine特集)

■Time Machine v0.1リリース

 いつリリースされるのか非常に気になっていたDark Alex氏によるTime Machineがとうとうリリースとなりました。このソフトの特徴としては

Pandora's Batteryの機能を通じてメモリースティックから古いバージョンの公式ファームウェア・カスタムファームウェアの読み込みが出来る

という画期的なものです。このような機能を持つ物としてはBooster氏によるDevhookが記憶に新しいですが、異なる点としては対象のPSP

はPandora's Batteryの機能を利用しているため、独自のIPLで動作+内蔵Flashが壊れていても動作、つまりどんなバージョンのPSPであろ

うとメモリースティックから任意のファームウェアを動作出来る(公式ファームウェアであっても可能)という点で違うみたいです。

 

 さて動作可能なファームウェア・カスタムファームウェアですが、下記の通りとなっています。

 

 (1)PSP v1.50(PSP-1000のみ)

 (2)PSP v1.50+v3.40hw(PSP v3.40のモジュールを独自に読み込み。PSP-1000/PSP-2000の両方対応)

 (3)Custom Firmware 3.40Open Edition(PSP-1000のみ)

 (4)Custom Firmware 3.60M33(PSP-2000のみ)

 

となっております。かなり汎用性が高く、(2)については新型PSP-2000(AA)においてもPSP v1.50ライクなファームウェアが動作するとのことで

面白そうです。早速これから試してみたいと思います。蛇足ですが、今回の管理人の環境は下記の通りです。

 

●対象PSP:PSP-2000DR(CFW 3.80M33-5)

●Time Machineインストーラ動作:PSP-1000SV(CFW 3.80M33-5+Kernel 1.50Addon)

●CFW 3.60M33導入PSP:PSP-2000ZS

●使用メモリースティック:Sandisk Urtla II 4GB(AA)


●動作条件

 Time Machine自体はPandora's Batteryの機能を利用するため、対象のPSPはどんなファームウェアでも問わないようですが、ソフトの動作

とインストールには少し動作条件があるようです。

 

(1)NANDブートを行う場合はCFW 3.90M33-2以上が必要(PSP-2000の場合)

(2)Time Machineインストーラ動作にはCFW 2.71SE以上のカスタムファームウェア導入しているPSPが必要

 

●用意するもの

(1)Time Machineインストーラー(ミラーしました)

(2)CFW 2.71SE以上のカスタムファームウェアが導入された別のPSP-1000/PSP-2000

(3)Time Machineを動作させたいPSP-1000/PSP-2000

 

●導入手順

(1)上記リンクからTime Machine インストーラーをダウンロードし、解凍する

(2)解凍して出来たフォルダ内にある「TIMEMACHINE」フォルダをms0:/PSP/GAME/以下にコピーする

 

[ipl loaderのインストール]

色々なファームウェアを動作させるためにはipl loaderと呼ばれる独自のiplローダーをメモリースティックにインストールする必要が有ります。

これ無しには動作しないので、注意下さい。

 

(1)XMBから「Time Machine」を動作させる

(2)Time Machineインストーラーが起動すると、下記画像のように表示される

 

 

 

(3)まずはメモリースティックにipl loaderを書き込むため、一番上の項目である「Install iplloader〜」を×ボタンで選択する

(4)すると下記画像のように書き込み終了した、と表示される

 

 

 

(5)ipl loaderはマルチなiplローダーであり、Booster氏のmultiple ipl loaderのように起動時に押しているボタンで読み込むIPLが

  決まってくる。このキー設定はms0:/TM/config.txtに自動的に作製され、デフォルトの設定値は下記の通り

 

 v1.50オリジナル - ×ボタン

 v1.50+3.40hw  - ○ボタン

 CFW3.40OE   - △ボタン

 CFW3.60M33  - □ボタン

 Pandora/DC1-4 ipl - Dパッド上ボタン

 その他         - 内蔵フラッシュから起動する 


[IPLをTime Machineフォーマットに変換する]

 Time Machineでは様々なIPLを導入するために抜き出したIPLファイルを変換する必要が有るようです。まずはPandora's Batteryで作製

抜き出ししたmsipl.binを用意して、試してみたいと思います。

 

(1)変換したいIPLファイルを「msipl.bin」とリネームし、ms0:/msipl.binとしてコピーする(MMS作製の際に使用したmsipl.binで代用してみる)

(2)再度Time Machineを起動し、表示画面2項目目「Convert Pandora/DC1-4〜」を×ボタンで選択する

 

 


[PSP v1.50+3.40hwをメモリースティックにインストールする]

 というわけでこれから漸く各ファームウェアの導入となります。今回はPSP-2000でもv1.50ライクなファームウェアが動作するとのことで、PSP

 v1.50のみの導入は後にして、どちらでも動作するv1.50+3.40hwを導入例として紹介してみたいと思います。

 

 用意する物が以前のアップデータとなりますが、一番やっかいなのがCFW 3.60M33から抜き出した360.PSARという特別なファイルが必要

な点ですね。現時点でCFW 3.60M33に戻すには、別のソフトが必要(CFW 3.71M33→CFW 3.60M33導入インストーラ)となります。今回は

動作するか現時点で判らないため、管理人は以前取っておいたNANDファイルを使用し、CFW 3.80M33からCFW 3.60M33へ戻して抜き出し

してみたいと思います。

 

●用意する物

(1)PSP v1.50の公式アップデーターEBOOT.PBP

(2)PSP v3.40の公式アップデーターEBOOT.PBP

(3)CFW 3.60M33の導入されたPSP-2000

(4)360.PSAR(CFW 3.60M33が導入されたPSP-2000から抜き出す)

  

(1)公式アップデータv1.50/v3.40のEBOOT.PBPをそれぞれ「150.PBP」「340.PBP」とリネームし、メモリースティックのルートに置く

(2)CFW 3.60M33の導入されたPSP-2000を用意し、Time Machineと同梱されている3.60Dumperをms0:/PSP/GAME/以下に入れ、起動

  する

 

(3)起動し×ボタンを押すと360.PSARの作製にとりかかる。作製までにはちょっと時間が掛かるので、暫く待つ

 

 

 

(4)360.PSARがダンプされるとメモリースティックのルートに下記画像のように360.PSARファイルが作製されているはず

 

 

 

(5)抜き出した360.PSARファイルをipl loaderを書き込んだメモリースティックのルートに移す

(6)とりあえず上記で必要なファイル群は下記画像のように揃う

 

  

 

(7)再度Time Machine インストーラーをXMBから起動する

(8)今回はPSP v1.50+3.40hwをインストールするため、画面表示の上から4項目「Install 1.50 with 3.40hw〜」を×ボタンで選択する

(9)すると3ファイル(150.PBP/340.PBP/360.PSAR)の検査後に自動的に展開・インストールが始まるので、終了するまで暫く待つ

 

 

 

(10)以上で導入が完了する


[導入した各ファームウェアを動作させてみる]

 ここまでかなり作業をしなければなりませんが、全部終了後に漸く動作となります。

 

●用意する物

(1)Jigkick Battery

(2)ipl loaderの導入されたメモリースティック

 

●導入手順

(1)ipl loaderの導入されたメモリースティックをまず先に入れる

(2)次に動作させたいファームウェアに対応した起動ボタン(1.50+3.40hwなら○ボタン)を押しながら、Jigkick Batteryを入れる

 

 

 

(3)するとメモリースティックに導入されている各ファームウェアが起動し、動作を楽しむ事が出来る

 

 

 

(4)画面はPSP-2000DRにおいてv1.50+3.40hwを動作させた例。ちゃんとPSP v1.50となっている事がバージョン情報から分かる

 

 

●他のファームウェア動作@PSP-1000

 

 遊びで1枚のメモリースティックに今回導入できるファームウェアを全部導入して動作させてみました。メモリースティックとJigkick Battery

を入れ替えるだけで、どのPSPでも動作できるのは面白いですね。今の所実用的とは到底言えませんが、確かめられるのは良いですね。

 

 

●導入後

 さてリアルタイムで更新してきましたが、ようやく動作まで漕ぎ着けました。一から作製すると準備する物がさっぱり分かっていない状態で

更新していたので、かなり戸惑いました。まさか今更CFW 3.60M33が必要になるとは思いもしませんでした。今回はJigkick Batteryとして

TOOL Batteryを使用していますが、以前にリリースされたPSP-2000専用バッテリー向けJigkick Battery作製ツールを使用していれば

もっとスリムに、かつ起動時にはPSP-2000がv1.50動作している、という事が実現できますね。

 

 今回ちょっと弄っていたメモリースティックを最初に使ってしまい、Time Machineインストーラーを起動したらPSP-2000DRが一度破損して

しまい起動しなくなった、という事がありました(上記動作は修復したその後正常動作)。慌ててUUv4を使って修復しましたが、こんな事になら

ないようにピュアなメモリースティックから作製する事と、Universal Unbrikerのような、壊れても修正できるようなツールを用意しておいた方

が良いと思います(特に1台のみ所有の方)。さらには、NANDバックアップもとりあえず取っておいた方が、身のためです。

 

 とは言っても無理矢理PSP-2000でv1.50をロードしているわけで、Readme.txtに記述されているように非常に多くの問題を抱えているよう

です。ちょっと数が多すぎるので、各自ご参照下さい。しかしPSP-2000でv1.50が動作するようになる日が来るとは、素晴らしいですね。手順

がかなり面倒ですが、導入してみたよと言う人は掲示板に書き込み等お願いします。

 

 

 


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